先輩の言葉。

偉人の格言みたいなものをあまり知らないし、
あまり影響を与えられないのだけれど、
今、「社会人心得入門」といういかにも旬な本に感銘を受けている。

内容は、先人のコピーライター山口瞳が1978年〜1995年の成人式と4月1日の時期、
全国紙にサントリーウイスキーの広告として書いたボディーコピー集。


僕はこの中の「品行は悪くても品性はよくあれ」という言葉が好きだ。


この品性というものが僕にはよくわからないのだけど、
なんとなく「誠意」なんじゃないかと思う。
何事にも真剣に取り組む、真剣にふざける、真剣に怒る。
そんなことだろうか。


僕のゼミの先生は某新聞社で編集者をしていた時に会社報の社長紹介文を
任されたことがあり、その書き出しに
「シャチョーサン、アソンデカナーイ?ヤスクスルヨー!」と書いたらしい。
先輩、同僚を驚かせたが、社長にはたいへん喜ばれたそうだ。


品性を良くする為にカチカチに緊張する必要はないし、
逆に野放図にもならずに仕事をしたい。

初出社は4月3日。